2007年01月08日

バトン

『妄想トリップバトン』


◆質問1
前の人の指定した世界は?

「まるマ」の世界へ。
紫石英さんから強奪してきました(許諾済みですけど)
はき違えたトリップバトンを継承します。

◆質問2
目が覚めると、そこは…?

光るトンネルの向こうはハルケギニア(ry
「だと思ったのにここどこやねーん!」
と日本語で叫びます。
草いきれの匂いが牧場を連想します。でもどうにもここは庭園みたいでした。
四方を壁が囲んでいます。「…中庭?」四角く切り取られた青い空がまぶしいです。
「っつうかこれ不法侵入じゃん!やばい!光るドアがいけないんだ!ついくぐっちゃったよ!ヤマグチノ○ルに騙され(ry」
わあわあうろたえているとなにやら人が近づいてくる気配がしました。
なんせ不法侵入者です。
隠れるに決まってる!
隠れました。植え込みはがっしり絡んでいて潜めそうになかったので、
ごついウォーキングシューズをすぽんと脱いで、いやいや足音を消そうとか思ったんじゃないよ。
木に登ったんです。
なんか、やたらと上りやすそうな木肌の樹木が一本真ん中に聳え立ってたんです。上のほうにだけ繁みがあったから、そこに潜んでれば、上さえ見上げられなければ見つかりません。中庭と言ってもそこに入って遊ぶというような感じではなく、もっぱら観賞用といった感じでしたから、もし何かを探すにしても、きっと四角く囲んでいる廊下から、庭を眺めるだけだと思うんですよ。廊下の窓は屋根がついてたからね、上は見えないと思うんだよね。このバクバク言ってる心臓の音が漏れなければばれないと思うんだよね。
パタパタという足音が廊下の真ん中あたりで止まって、しばらくかすかな人の呼吸が聞こえたかと思ったら、がさがさと音がし始める。
『ヤバイ!なんて見込み違いなんだ!庭に入ってきちゃった!』
動向を繁みに隠れて見守っていると、なんとさっき私がしたみたいに靴を脱いで、私がそれを放り込んだのとは反対方向の植え込みに投げ込みました。
瞬間に予感するわけです。そしてその次の瞬間にはそれは現実のものとなるわけで。
『のぼってきちゃったァーーーー!!!』

★質問3
貴方には不思議な力が備わっていました。 その“能力”とは?

「!?―○×▽zsxdcvfgbhjm,l!」
「ひいっすんません!」
「あれっ?あんた日本語しゃべってる?」
「へ?あ?はいそうです隊長!」
「いやおれ隊長じゃないよ。隊長は今おれを探してる人」
ふたりしてコアラのような格好で囁きあう。
繁みでよく見えないけれど、男の子みたいだ。みたいだ、といったのは、声はそれなりに低いんだけど、線が細くて肌がきれいで、目が黒めがちで、なんかとにかく綺麗だったから、『ああボーイッシュな高校生女優ですよ』とか言われたら信じてしまいそうな容姿だったからです。ボーイッシュっていう表現古いな。
光るドアをくぐりぬけたからには異世界で、異世界というのは特別な事情でもないかぎり言語が通じないもんです。そんなことはわかっています。特別な事情っていうのがたいてい特殊な出自の人間に限るとかそういうほうが現実的なのは小野○由美で納得済みです。
「ところであんた、なんか、あれ?地球の服着てる?」
「……いや、そういう君も学ランじゃないですか」
「あ、うん。これ学ランに似せてあるだけで素材はこっちのなんだけどね」
「?」
混乱してきました。ついでに細い幹にしがみついている手もしびれてきました。
「…ここはどこでしょうか」
「ええ?隠れてるから不法侵入者か何かかとてっきり。ここがどこだかもわからずにこんな木に登ってるの?」
「面目ない…」
「武器の携行は?」
「トーンカッターと丸ペン、スクールペンくらいです」
「はぁ?」
「いや、あの、刺さると痛いよ?とくに丸ペンの先なんかけっこううっかり刺さるよ?」
「はあ…まあ大丈夫そうかなあ」
「なにがでしょうか」
「あんたが危険人物かどうかさー」
「どっどうだろう、近づくと怪我するかもよ?」
「まあまあ怯えないでよ。おおかたうっかり地球から飛ばされてきちゃったんだろ」
「ところでここどこ」
「血盟城。国の名前は眞魔国。ああでも、世界全体はなんて表現するんだろうな。」
「……………………」
「ああ驚いた?そうだよね、ココ地球じゃないんだよ」
違います、私が驚いたのそこじゃないです。
「眞魔国、血盟城、日本人、メガネじゃない、ひょっとして君は渋谷有利くんだったり」
「えええええええ?」
渋谷くんも驚いていらっしゃる。でもたぶん彼は気づいていないに違いない。
「なんでその情報でおれだってわかんの?地球人だよねえ?」
地球人だけど、渋谷有利の実在している世界とは違う地球にいたんだよ、私は。

★質問4
何処からどう見ても不審者な貴方は、そこの最高責任者と面会する事に。まず、どうします?

「sxd―――cfvgbhjmk――――」
「やべ、みっかった…!dcfvgbjhl―――」
「そうか、私純粋な単なる地球人だから眞魔国語聞き取れないんだ。どうしよう…って」
木のふもとに、ユーリにだけニコニコしている男がいた。
「………」
眞魔国語はわかんないけど、えらい殺気を感じる。ビンビン感じる。
寒気がするのは風邪の前兆じゃない。
「……あの、あそこの人はいわゆるウェラー卿コンラート閣下で―…」
「何で知ってんの。あ、地球人は地球人でも魔族関係者なのか?」
「……う、うんまあ、そんな感じです。それより殺気が痛い」
「〜〜〜〜…悪い…ウェラー卿、この人は大丈夫だ、うっかりトリップしちゃった地球人だよー」
「……zsfvgbjhl」
「あのうユーリ陛下、閣下はなんと」
「…気悪くしないでくれ、ウルリーケってわかる?」うんうんと頷く「800歳の巫女さんね」「よく知ってるな。彼女に確かめるって」
「陛下が最高責任者だっていうのに、信用されてませんねえ…」
「放っておいてくれないかな。実質の権力者はグウェンと村田とツェリさまだよう…」
「………」
私はちょっと悩みました。原作の小説では、ウェラー卿と村田様が同時期に血盟城にいたことはまだないはずだと。となると、ここは小説界ではなくマニメ界軸なのだろうかと。単刀直入にユーリに聞いてみました。
「陛下、いまいくつ?」
「おれ?もう24」
「………え、まじでここどこ」
「だから血盟城だってば」
小説界でもマニメ界でもありませんでした。
とりあえず、平静を取り戻したものの、ネコの子のごとく下りれやしません。
「陛下、降りれません」
「あはは、おれも。のぼるのは簡単なのになー」
「笑い事じゃないですよ。陛下は飛び降りてもウェラー卿が何とかしてくれそうですけど」
「まあ大丈夫大丈夫。ftgykhytgfd!」
「?」
ユーリが何ごとか下に向かって叫ぶと、ウェラー卿は渋々といった顔で少し退きました。
「jyhwztysェrdctvybhkjhgd!」
草の匂いでいっぱいだった中庭が急に水の匂いで満たされました。
「ゆーちゃん魔術使えたの!上様じゃないのに」
「だからあんた何もん?!あとゆーちゃん言うな!」
私はユーリ陛下と共に、濡れない水の蛇の背中に乗って、下まで優雅に降りていきました。
ウェラー卿の殺気はやみませんでした。トイレ行きたくなってきましたよ。
眞王廟の前にトイレ貸してくれ。

★質問5
何とか受け入れて貰えましたが宿がありません。誰の家に泊まりますか?

次に地球とこの世界のバイオリズムが合ったときに、ウルリーケが帰してくれることになりました。でもまだちょっと不安です。だってウルリーケが帰すって言ってるのはたぶん、ユーリの世界のほうの地球なのです。そこは私の帰るべき地球じゃないに違いないからです。
まあ長い人生そんな経験もあってもいいかと思いつつ、今はもう考えないことにしました。
血盟城の存在や裏話を知っている私も、見取り図は知りません。マニメのスタッフでもないし。もちろん城下がどうなってるかも妄想はしても地図さえみたことはないのです。
「土地勘が全くないので血盟城内に泊めて貰えませんか。」
「いいよ。たしか客室が空いてる時期だから、そこに泊まってればいい」
「ありがとうー」
「それにしても村田はどこに行っちゃったんかねー」
「そうだね、せっかくだからお目にかかりたいもんです。そのうちでいいけど」
でも日本語しゃべれるのが陛下だけなので、陛下に頼りっぱなしです。仕事もあるだろうに申し訳ない。

★質問6
貴方がこの世界で必ずやりたい事は?

「ちょっとちょっと!なんでさっきコンラッドとけんかしてたの!」
「や、やっほー陛下、大丈夫です。ちょっと…道場で言い合いになりまして」
「ああもうだからってコンラッドも何も撃ち合いに応じなくても!なんだあの図体のでかくて年を重ねただけの子供はああ!そんなにおれが大事かアアア!!」
「陛下、陛下、それのろけじゃない?」
「のろけてねーよ!迷惑だよ!あいつ過保護な姑だよ!嫁さんいないけど!ああ婿はいるがな!じゃああいつ小姑でいるべきだろ!」
「自分ですッ転んだかすり傷だったし、ギーゼラさんが治療してくれたから快癒しとりますですよ」
「けんかの原因はなんなんだよ。っていうかあんた英語しゃべれたの」
「陛下、悪口とツッコミだけは言語が通じなくてもわかりあえるんです」
「そんな異文化コミュニケーションは嫌だ!」
「とりあえずオトコの意地なんで口挟まないでもらえますか」
「あんた女だろうが」
「そんなありきたりなツッコミはききたくないです」
コンラッドが、偉そうに陛下を縛ってるくせに、本人は控えめに従者をしているつもりみたいだから、彼の殺気をやぶりそこんところをつついたら、酒の勢いが手伝って口論になり、表に出ろってことになり…最終的にはアニシナさんに研究の邪魔だうるさいと(翻訳機まで通された)叱られ、二人仲良く陛下の部屋の屋根まで飛ばされた次第だったりする。
「陛下、コンラッド鬱陶しくないの」
「あんたコンラッド嫌い?」
ぷるぷると頭を振る。
「嫌いじゃないよ。私も、ユーリとコンラッドがいるとほっとする。」
「『も』って、おれもそうみたいに言うな」
「違うの?」
「…ほっとするっていうか、違うな。いなかったら嫌なんだ。コンラッドは…なんていうんだろう…」
「陛下にとって、眞魔国っていう世界の一部だから?コンラッドがいないと色が一つ欠けるんですか?」
「…ち、違うよ!コンラッドがいてもいなくても、眞魔国はおれの大切な国だ」
「陛下陛下」
「なんだよ」
「陛下の後ろでウェラー卿が泣いてる」
「え゛っ!!」
「…逃げやがった」

★質問7
貴方は元の世界に戻れる事になりました。 どうしますか?

「また会おうな!」と陛下は言ってくれたけど、どうだろうなあ。
だってあなたは私の読んでる小説の世界の住人ですよ。たぶん。
私が「元」に帰るならこれはたぶん今生の別れです。一期一会とはよく言ったもの。
さようなら、ユーリ…

「と人が情緒にひたっていたのに…」

「あ、あらあら〜?ゆーちゃんかと思ったんだけど…どちらさま?」
「ひょっとして、ジェニファーさん…でしょうか」
「まあっその名を知っているなんてあなた、通ね?みこ通ね?!」
「眞魔国ゆかりの者なんですけど、しばらくホームステイさせてもらってもいいですか…?」

まだ、帰れていませんでした。


★質問8
おかえりなさい。 次の五人をどの世界にトリップさせますか?

ここにそっと置いておきますのでどなたか拾っていただければ幸い


posted by ろうげつ琳 at 16:49 | Comment(0) | まるマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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